2008年11月12日水曜日

第一回 E--Mailの宛先の使い方

まず、ビジネス英語の書き方を始める前に、メールの機能を簡単に知っておきましょう。

1.To: Cc: Bcc:とは?
e-mailの直接の宛先はご存じのようにTo: 以下の欄に書きます。その他にCc :とBcc:というのがあります。CcとはCarbon copyの略です。Ccでメールを送られた人の名前とアドレスはメール上に表示され、誰がこのメールを受け取っているのか全員に分かります。BccとはBlind carbon copyの略です。 bccでメールを送られた人の名前やアドレスは、メール上に表示されず、受取人は誰が自分の他にメールを受け取っているのかが分かりません。

ご参考までにcarbon copyと言う言い方は、昔、直接の受取人以外に通信文を渡す必要がある場合は、カーボン紙でコピーして渡していたことに由来するようです。



2. To:, Cc:, Bcc:の使い方
Cc:でメールを送る意味は「参考までに送りますから知っておいてください」と言った意味合いです。従って、メールに対応する責任は、まずTo:で送られた直接の受取人にあるというのが共通の認識です。組織で案件を進める時や後日問題になりそうな話などは、早い段階から多くの関係者や上司にCc:で送っておく方が、後々説明が不要となり便利です。また、 Ccを有効に使えば、大切な商談や情報を直接の担当者に握りつぶされることもなくなります。


Bcc:を使うのは、To:やCc:の送り先に、Bcc:で送る人を隠したい場合です。社外宛てのメールでは往々にしてこの機能を使う場合があります。



米国では、メールのやりとりは論理と説得力を争う戦いの場ともなります。例えば、営業方針で販売担当者と企画担当者の意見が違いがあり早急に結論を出す必要がある場合など,メール上で論戦を挑みます。これはまるでCc:を観客としたボクシングの試合を見る感があります。多くの場合勝ち負けはハッキリします。悔しさを表すためか、敗色濃い一方の側から来た最後のメールがただ一言、"Thank you"と大きな文字で書かれていたことは今も鮮明に覚えています。



 Coffee Break


私が住んでいたところは米国コネチカット州(Connecticut)にあるニューヘブン(New Haven)という町です。ここにはYale Universityがありますが、校舎が町中に点在しており、町が大学そのものです.



この町には全米一おいしいと言われるピザ屋さんが3っ(?)もあります。ご参考までにその名前とアドレスを記します。New YorkのManhattanからも電車で2時間くらいでNew Havenへ行けますので機会がありましたらぜひどうぞ。 New Havenの駅前ではいつもタクシーが拾えます。




2 件のコメント:

hiro さんのコメント...

ちなみに、CCを使う時は、
Dear Mr. David
( CC:Mr. Ken )

上記のように明記するのが良いのでしょうか?
教えて頂ければと思います。
コメントじゃなくて、質問になってしまい。
すみません。

Yuki さんのコメント...

お返事遅れてすみません。CCは、メール受信者のメール上部等に、通常、自動的に表示されますので、その必要はないと思います。

私の経験では、メール受信者は他に誰がメールを受けとっているかに高い関心を持っていて、このCC自動表示部分を気をつけて見ていると思います。